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無効と阻害と展開と

遊戯中心の基本ブログ。他に出来るのはGW・クルセイド・WS・ヴァンガード・BS・Chaos

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何気ない一日ってのは、気付くと過ぎている。 

そんな日でした。デッキ完成予定は、10か11。奇跡の2連休ですので。でもでも、友人の結婚式の日は、仕事有り・・・。もうヤダね、全く。


2次会は行けそうに無い。すまんな、ゴウ。次の日も仕事なんでな。だが次の日は夕方から身内大会の予定。これは俄然燃えて来た。


何で出るかはお楽しみ。因みに、俺とゴウ以外では遊戯王は出来るけど、ガチプレイヤーではもう無いからなぁ・・・。まぁ、ゴウもどっちかと言うとカジュアルプレイヤーだけど。


新デッキの話。今現在、練り上げ中。案自体は少しずつ完成しつつある。後は、嫌味に近いカード探し。居やこれはマジで嫌味だろ、自分のプライベートの整理整頓能力の無さに呆れる・・・。


誰かロングストレージでも買ってくれねぇかなぁ。ぶち込むだけなら流石にするわ。


どうでも良くない事。真剣恋のOPで、まさかダニーと遠藤さんが一緒に歌ってるなんて、オラ知らなかったぞwww


所変わって、小説をTOP記事に整理して、飛べる様にしました。小説自体を抜き出して、各章纏めてます。この辺に無いのは、記事の保存日付を過去に変更してるから。


だって、暇潰し用と言う用途と自己満足で書いてるので、これで最近の記事を更新するのは何かおかしいですので。一つの山場を超えたので、二つ目の山場まではお休み。


一つ言えるのは、これは日常系のラノベ型小説であり、主人公が急に何かに目覚めたりとか、サザエさん時間みたいに、時間が停止しっぱなしなんて事にはなりませんのであしからず。


ゆっくりではありますが、また書き進めます。時間が無い時は書き進めません、と言うか記事すら書かないんで。




『Cross Life-人生の交差-』


-第4章 見える景色は覗き騒動・前編-


チチチ・・・



「ん・・・。朝か・・・。」



伸ばした置時計の時間を見ると、午前6時半。いつも起きる時間より早い。それでいて、目は冴えている。


昨日の事をふと思い出す。ここで思い出して苦しくなったら、等と考えたりもしたがそんな事は無かった。これまでの7年間が嘘の様に、俺は気分を悪くする事は無かった。


不思議な気分だった。それは一種の「吹っ切れ」に近いのかもしれない。知らなかった事を知る事が出来た、それだけで自分の思いがこんなにも変わるなんて、一体誰が想像できたのか。


俺自身がそんな事を想像出来なかったのだ、きっと1度でも体験していない人には絶対に無理だろう。そんな事を思いながら、俺は外を見やる。


それはいつもと変わらない、青い空。庭には一昨日桜吹雪をかましてくれた桜の木。そして、普段見ているはずの街並。それらはいつもと変わりなくそこにあった。


だがその当たり前の景色すら、今の俺には何故か新しく見える。そう、まるで初めてこの街に来てここから景色を覗いた時の様なあの高揚とした気持ち。



「これがこの街・・・。何か、良いな。」



それは今の気持ち。何が良いのかなんてのはどうでも良い。ただ、今日からの俺は昨日までの俺ではない。それだけは間違え様の無いものだった。



-午前7時半、東宅玄関前-



「・・・まだ寝てるかな?」


「誰がだ?加奈子。」


「うわぁ!?た、太郎君!?」


「よっ。もう準備出来てるから行くぞ。早く行かないと遅れるからな。」


「う、うん・・・。」



そう言って俺は足を進める。少し遅れて加奈子が付いて来る。いつもと違い元気の無い加奈子に、俺から問いを投げかけてやる。



「今日は元気無いな。何だ?具合でも悪いのか?」


「そんなんじゃないよ?私はいつも通り・・・。」


「どこがいつも通りなんだ?・・・昨日の事なんだろ?お前が気に病んでるのは。」


「・・・・・。」


「昨日もやり取りしたよな?こんな事。確かに大丈夫発言しといて、眞鍋から出た単語で俺苦しんだもんなぁ。お前に不安与えてるのも無理ないか。ごめんな。」


「何で謝るの?太郎君が悪いわけじゃないよ。悪いのは・・・」


「あの双子じゃないぞ?だが、あの二人はあの時の双子ではあったがな。」


「え・・・?」


「俺さ、昨日全部聞いたんだ。そして・・・、7年前の全てを知った。」


「記憶喪失だったって事も・・・?」


「その記憶喪失も昨日を持って終了した。昨日な、あの時の事故に遭うまでを全部思い出した。あいつ等と俺が知り合いだったとは未だに信じられないな。」


「・・・・・、ねぇ太郎君はやっぱり、その二人を許すの?」


「昨日も言ったろ?お前は恨む矛先が違うって。お前が俺の事を本当に分かってるんだったら、今の俺の気持ちは・・・分かるか?」


「うん・・・。太郎君、今これまでの人生の中で一番嬉しそうな顔してる。全てが吹っ切れた、そんな顔。」


「だろ?お前はすぐに馴染めないかもな、あの二人と。まぁそれは俺の事を守ってきたお前からすればそうだろうが、そろそろ許してやっても良いんじゃないか?昨日俺に泣きながら謝ったし。」


「昨日、逢ったの?二人に。」


「ちょっとした事情でな。そこで全部を知って、全部を清算した。」


「そっか・・・。」



まだそんな顔するか、お前は。全く・・・、お前の困った顔は基本見たくないんだぞ。お前には笑顔が似合ってんだからよ。



ワシャワシャ



「ひゃっ。いきなり頭を撫でないでよ、びっくりするよ。」///


「全くお前はなぁ・・・。俺はな、お前のそんな顔見たくねーっつの。ほら、笑え。」



フニッ



「ふぇっ!?にゃにふるの、ひゃろうふん。」


「笑わないから、ほっぺを上げてやった。ほら笑えるかー?」


「いひゃい、いひゃいひょひゃろうふん。」



流石に俺の手が疲れてきたので、離してやる。ほっぺを痛そうにさする加奈子を他所に、俺は歩きながら話す。



「今朝、外の景色を見たんだ。いつもと変わらない景色。だけど昨日まで見てた景色と全然違った。」


「太郎君にはどう見えたの?」


「新鮮に、それでいて懐かしく。何て言うかさ、日常の大切さを噛み締めたって感じか。そんな所。だからよ?もう俺のこれまでに悩むな。お前も笑え、俺がこんなに笑えるようになった一つの要因にはお前が居てくれたからってのが有るんだからよ。そんなお前にそんな辛気臭い顔はして欲しくねーな。」


「た、太郎君・・・。ありがとう、うっ・・・えぐっ。」


「おい、泣くなよ。・・・ったく、しょーがねーな。」



ポケットに入っていたハンカチで、涙を拭ってやった。そこにはさっきまでの辛気臭い顔を取り払って、頬を赤く染めつつも笑顔な加奈子が居た。



「・・・えへへ。ありがとう、太郎君!」


「やっと笑ったな。さて、少し遅くなったな。学校行くぞ。」



俺は一足早く先立って走る。それに釣られて加奈子が俺を追う。



「もう、待ってよ太郎君。」


「それと夕方、あの喫茶店行くからな。財布の中身は大丈夫だなー?」


「それは良いけど・・・もう、太郎君強引だなぁ。・・・良かった、本当良かった。」



まだ学校までは少し有った。取り敢えず、俺達はいつもと違うペースで学校へ向かう。学校の雰囲気がいつもより悪くなってるなんて事実を知る由も無いまま・・・。




-午前8時12分 1-A-


「・・・・・何だ、これは。」


「・・・・・何だろうね、この光景。」



そこには、軽蔑の視線で男子を見る女子と・・・土下座する男子と言う朝から見るにはディープな光景が広がっていた。そしてそこには・・・、眞鍋も居た。



「おいお前ら、何やってんだ。女尊男卑みたいな状況がどうして作り出されてるんだ?」


「ん?あぁ、東君。おはよう、どうだい気分は良くなったのかい?」


「御陰様でな、昨日は悪かったな。もう大丈夫だ、ありがとよ。そして出来るなら、この状況の説明をして貰えると助かるんだが。」


「そうか、君は昨日の事件を知らないんだよね。昨日、男子の誰かが覗きをしたんだ。それも身体測定中と着替えを。」


「それでお前らが土下座してるって事は・・・、お前らが犯人なのか・・・。そりゃ女子にそんな目で見られもするわ。お前ら反省しろよ。」



『違うんだ東(君)、俺達はやってない!やってないんだあぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!!!』



「・・・・・。女子の皆、俺は無関係だけど事情は教えてくれないか?それによって俺はこいつらの処遇を考える。」


「ちょ、東!?」


「悪いが、お前らがもし本当に悪いのなら、俺は流石にお前らを先生に突き出す。クラスメイトであれ、間違った行動は律してやらないとな。だがお前らが悪くないのなら・・・、俺はお前らの味方だ。」


「東(君)・・・。」


「昨日俺が帰った後、何があったんだ?」


「・・・・・それは。」


「それは私が説明してあげるよ、東君。」



横から割り入って入ってきた声は、声も外見も綺麗な女子だった。その声に一番に反応したのは・・・、加奈子だった。



「あ、恭子ちゃん。おはよう!」


「加奈子!お、おはよう!」


「?加奈子、お前もう友達が出来たのか。良かったな、うんうん。俺との約束を早速果たすとは・・・嬉しいぞ。」


「もう、太郎君!私だって出来るんだからね。」


「分かったよ。えっと・・・、」


「佐藤恭子よ。昨日から加奈子の友達やってるから、よろしくね。幼馴染の東君?」


「お、おぉ。で佐藤、何が起こったんだ?」


「掻い摘んで説明すると、大体は眞鍋君の説明通りよ。ただ1点を除いてね。」


「1点?」


「犯人が見つからなかったって事。男子の犯行と教師は見てるわ。」


「・・・・・、男子と女子って身体測定の時間一緒だったんじゃないのか?」


「えっと、男子の方が先だったかな?それで、女子が遅れてスタートしたの。」


「遅れてって事は、女子は開始が遅れたのに時間が掛かったわけだな。で?覗かれたのは何組みなんだよ。」


「・・・・・私達のクラスなのよ。それ以外のクラスは覗かれてないの。」


「それって、身体測定してたクラス以外は皆可能なんじゃないのか?」


「それが・・・ね?その男子、制服だったんだって。」


「・・・・・。」



俺は絶句した。可能性を少しずつ潰す事にする。出来るなら・・・、こいつらを裏切りたくない。



「上級生の可能性は?だって俺達制服の違いは無いだろ?上級生との違いって確か名札の色だろ?」


「えーっとね、その・・・。」


「その上級生は確かに制服だったの。でもね、名札の色は・・・赤だったわ!それは、私達が見てるもの。」



その名札を見た女子の何人かが言った。確かにそれなら1年生の犯行だって事になるだろうな・・・。だが、



「その制服は上下両方だったのか?」


「そうだけど?」


「だったら、こいつらが犯人とは限らないんじゃないか?」


「どうして?」


「決まってる。男子は女子と違って上着を着るだけで着替えが終わる。だから、こいつらでなくても犯行は可能なんじゃないかって思うんだが。」


「東君は男子の味方をするの?」


「俺自身が男なんで、男の味方はしたい。だけど、それで俺らが悪いなら罰は受けてもらわないといけない。俺は現状部外者だからこそ、第3者視点で本当の事を見つめられる。」


「確かに、今の所男子の味方をしつつあるけど、中立では有るよね。」


「太郎君・・・。」


「他の情報が欲しい。何か教えてくれないか?女子視点だけじゃなく、お前らも寄越せ。先生にしょっ引かれたくないんだったら、どうでも良くない情報を教えやがれ。」


「どんなのがどうでも良くない情報なんだよ?俺達が教室に居たって情報は、嘘だって思われてんだぞ!?」



こいつら、パニックになると頼りにならんな・・・。まぁ人間、いきなりの事態に対処できる方が中々居ないか。俺も出来る方じゃないけど、昨日のパニックに比べれば軽いな。どっちかって言うとショックか。



「お前らの中で、教室を出て行った奴はいるか?どんな理由でも良いから。」


「えーっと・・・、そう言えば黒木がトイレに行ったなぁ。着替えも持って。」


「黒木が・・・?」



まさか真治が・・・?だが、まぁこいつらの言う事も信じてやらんとな。



「黒木姉弟は・・・まだか。」


「ちょっと東君、もしかしてあの真治君を疑ってるの?するはず無いよ、真治君が!」


「・・・・・。だったら、何でこいつらはするって決め付けるんだよ?真治だからしない?そんなの勝手じゃねぇか。大体、本当に覗きかも怪しいしな。」


「・・・どういう事?」


「真治が香織に何かを持って行った可能性も有るだろ、その話だと。で、男子の制服だから体裁が保てない。そんな可能性もある訳だ。」


「それは・・・そうかもしれないけど・・・。」


「とにかく、黒木姉弟が来るまでこの話はお預け。女子も取り敢えず引き下がってくれ、頼む。」


「・・・・・。」



しばしの静寂の後、女子は席に着いた。俺達も席に着く。男子は安堵しているが、お前ら依然として疑惑は晴れていないんだぞ?自覚しろよ阿呆。


女子は・・・、俺に対して少し怒気の視線を送る。うぅ、女子の視線はそれだけで人を殺せるんじゃないか?そんな事を思わせるものだった。


もうすぐHRの時間だが、黒木姉弟は未だに来ない。さっさとこの事件を解決したいと思うのは俺だけでないんだがな・・・。取り敢えず、真治だけでも来てくれ。



クラス内が殺伐とした空気の中、まもなくHRが始まる。だが誰もが予想しなかった覗き騒動の結末を、俺達は垣間見る事になる・・・。
2011/11/07 Mon. 19:48 | trackback: 0 | comment: 0edit

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