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無効と阻害と展開と

遊戯中心の基本ブログ。他に出来るのはGW・クルセイド・WS・ヴァンガード・BS・Chaos

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第3章 過去への決着、回想編 

-第3章 過去への決着、回想編-



-7年前、9月18日 12時57分 黒木運送、倉庫街-



「太郎、ここが私の友達が居る【黒木運送】だ。お前もテレビで見た事あるだろう?」


「うん!すごいね、ここ。おんなじ箱がいーっぱいある。」


「それはコンテナと言ってな、その中に色んな国から来た荷物や食べ物が沢山入ってるんだ。」


「へー。あ、お父さん。トラックがたくさんあるよ。見に行ってもいい?」


「分かった。だが仕事をしている人達の邪魔をしちゃいけないぞ?」


「うん!じゃあ、行ってくるねー。」


「気をつけるんだぞ。」



タッタッタッタッタッ・・・・・



「お前の所の息子は、俺の子供と違って好奇心旺盛だな。」


「だがその分、手を焼かされる。久し振りだな、香治。4年振りか。」


「そうだな、吾郎。お前とはそんなに会ってなかったのか・・・。」


「あぁ。お前が世界的に有名になったのがその辺りだったからな。全く、私より出世しやがって。もうこの日本じゃ【黒木運送】の名前を知らない奴は居ないんじゃないのか?」


「生まれたばかりの赤ん坊がまだ知らねぇさ。それに世界じゃまだまだ小せぇよ。」


「十分だろ。・・・ん?その後ろの子達は、お前の子供か?」


「あぁ。ほら香織、真治。挨拶しろ。」


「・・・くろきかおりです。おじさん、こんにちは。」


「・・・くろきまさはるです。こんにちは。」


「こんにちは、香織ちゃん。真治君。おじさんは東吾郎、よろしく。」


「「よろしくおねがいします。」」



ペコリ



「お前なんかよりよっぽど行儀が良いな。お前は良い嫁さんを貰えたみたいだな。」


「お前こそ。お前なんかに嫁いでくれる人が居たとは本当に予想外だな。それとお前が恋した事もな。」


「余計なお世話だ。私の息子も紹介するか。ちょっと呼んで来る。」


「あぁ頼む。この子達にも友達を作ってやりてぇからな。」



私の名前は、東吾郎。自営業でしがない依頼屋をしている。基本こなせない依頼は無く、時々ブラックな依頼も来るがその手は結婚後は全て断っている。俺はともかく嫁と息子の太郎に迷惑を掛ける訳には行かない。


そして、今さっき話していたのが【黒木香治(こうじ)】。私の小学校時代からの悪友だ。こいつとは親友を超えたものがあり、今もこうして仲悪くなる事もそこまで無くツルんでいる。


私と香治は、大学までは同じだった。だが就職活動においてお互いの方向性から、同じ方向へは進まなかった。


私は高校からのバイトの関係で色々と手を出しており、大学になってある程度の資格を取ったので、資金集めでそこそこの企業に入って稼いでから今の自営での依頼屋に落ち着いた。


依頼屋は私が昔から夢見ていたもので、何かにつけては何でもしたがっていた私の性格にマッチしていた。そして、香治もそれを楽しく見ていた。そしてそんな中で私は、一人の依頼された女性に惚れ、告白したら即OKを貰い2年後には結婚した。2年で私の仕事が安定したからだ。


一方の香治は、運送関係の仕事に就きたかったらしく、それらの資格を取りある程度のノウハウを習得したら自立した。自立した頃から既に、ある程度の人脈で運営を上手く切り盛りしていたらしい。全く、流石としか言い様が無いな・・・。


今では、全国一の運送会社になった上に世界にまで進出している。全く、私の親友兼悪友は素晴らしい人生を歩んでるな。あいつから言わせれば俺も同じ事が言えるらしい。お互いやりたい事が出来ている、そこだけが今も変わらない共通点だった。



「太郎。ちょっと来い。」


「どうしたの?お父さん。」


「お父さんの友達にお前と同じ年齢の子が居るんだ。友達になってやってくれないか?」


「うん、いいよ。だけど、ぼくその子たちとともだちになれるかなぁ?」


「大丈夫だ。お前はお父さんの子だ。お前は明るく、その子達にいつも通り接してやれ。」


「いつもどおりでいいの?うん、わかった!行こう、お父さん。」



そう言って、息子の手を引いて私は香治の所へ戻る。すると香治の横に、綺麗な女性が立っていた。私の嫁とタメを張れる、そう思いながら戻ると香治は開口一番に、



「やっぱりお前の息子はお前にどこか似ているなー。」


「まぁ、香治さんったら。」


「お前の隣に居る別嬪さんは、おまえの嫁さんか。本当に勝ち組だな、お前。」


「だろ?子供達と同じく、俺の1番の自慢だ!」


「香治さん/// あ、申し訳有りません。ご紹介が遅れました、私黒木沙織と申します。」


「そうですか。私は・・・、」


「香治さんから聞いてます、東吾郎さん・・・ですよね?」


「えぇ。そしてこいつが息子の・・・」


「あずまたろう、8才です!よろしくおねがいします。」


「えぇ。よろしくね太郎君。」


「おねーさん、とってもきれいだね。だけどぼくのおかあさんも、おねーさんにまけないくらいびじんなんだよ!」


「まぁ。だったら今度1回会っても良いかな?」


「うん!ねぇ、後ろの二人はだれ?」


「あら。」


「香織、真治。自己紹介しなさい。お父さんの友達の息子さんだ。お前たちと同じ歳だぞ。」


「・・・くろきかおりです。」


「・・・くろきまさはるです。」


「ぼく、あずまたろう!よろしくね、かおりちゃん!まさはるくん!」


「「!!!」」



ササッ



「?どうしたの?おじさんの後ろにかくれて。」


「・・・たろうくんは、わたしたちのことをばかにしない?」


「どうして?」


「だって同じかおだから・・・。ぼくたちそれでよく言われるんだ、『お前たちは見分けがつかない』って。お前たちといっしょにあそぶのはいやだって。」


「「・・・・・。」」


「何でその人たちは、二人とあそぶのがいやなの?だって二人ともぜんぜんちがうよ?」


「・・・え?ぜんぜん?」


「ちがう?ぼくたちが?」


「うん!えっと、かおは似てるけどかおりちゃんは女の子だし。まさはるくんは男じゃん。」


「うん・・・。」


「それはそうだけど・・・。」


「それに、お父さんが言ってた。どれだけ同じようなかおとか体をしてたって、その人はその人でそれぞれちがうんだって。ぼくもそう思うよ、だってかおりちゃんはかおりちゃんだし、まさはるくんはまさはるんくんだもん。だからぜんぜんちがうよ!」


(ふっ・・・。全くこいつは。)


「・・・ほんとう?」


「ぼくたち、ちがう?・・・・・たろうくん、ぼくたちとともだちになってくれる?」


「うん、さっきからそういってるよ?ねぇ、いっしょにあそぼうよ。かおりちゃん、まさはるくん!」


「「うん!!!」」


「お父さん!」


「あぁ、香治。」


「あそこに広場があるの分かるかな?あそこで遊んでおいで。香織と真治、お前達も遊んで来い。太郎君と仲良くなるチャンスだぞ?」


「うん!お父さん、私たろうくんとあそんでくる!」


「行ってきます、お父さんおかあさん。」


「行こう、かおりちゃん。まさはるくん。むこうまでだれが一ばんにつけるかきょうそうだよ!それっ!」


「あ、まってー。」


「よーし、まけないぞー!」



タッタッタッタッタッ・・・・・・



「お前の息子と言い、俺達はお前ら家族に何度救われたか・・・。」


「何馬鹿な事を言ってる。あんなのは救った内に入らん。だが、さっきあの子達が言ってた事は・・・。」


「はい、本当です。あの子達、二卵性双生児という事があってか、男と女なのに顔が同じという事で同じクラスの子に馬鹿にされていたらしいです。帰って来ては私の胸で泣いてました。」


「俺は教師に訴えたよ。お前ら何してんだって。教育者が子供の機微に敏感になってなくってどうするんだってよ。」


「はは、お前らしいな。」


「笑い事じゃねぇよ。だけど教師陣はいっつも取りあわねぇ。保身第一ってのが目に見えてやがる。」


「心配するな、この世に我が身第一じゃない輩なんてごく少数さ。」


「お前はごく少数だな。」


「お前に言われたくない。」


「そうですね、香治さん。貴方もごく少数の我が身第一じゃない方ですね。それは私が一番知ってます。私が香治さんと結婚したのもそんな所に惹かれたからなんですよ?」


「のろけ、か。全く幸せな奴らだな・・・。」


「・・・・・、俺の子達はもう少し自由にしてくれて良いんだがな。自分達の容姿とかを気にせず、さ。だがこの頃の子供達っては、やっぱ精神的に来るもんが有るんだな。親になって初めて知った。」


「全くだな。その点で言えば私の息子の方が優秀か?お前がもう少し構ってやらんから悪いんだぞ。」


「痛い所突くな、お前・・・。やっぱお前はタチが悪ぃな、だが良い悪友だ。」


「・・・で?お前は俺に何を伝える為に呼んだんだ?お前の事だ、私の事をわざわざ息子まで一緒に呼んだのには理由が有るんだろ?」


「流石だな。・・・俺はこれから約8年をかけた壮大な計画に移ろうと思ってる。だから、俺の嫁と子供達に何か有ったらお前達に協力して欲しいと思ってな。」


「お前の嫁さんは了承してるのか?どうなんですか、沙織さん?」


「はい。暫くあの子達が香治さんと交われないのは、私としては遺憾なんですけどね・・・。ですけど、香治さんがずっと実現したかった事ですので。」


「・・・・・!『樹形再生計画』か。あの頃から言ってた夢物語を遂に実現できる所まで来たのか。」


「あぁ。俺の夢、世界に訴えたかった貧困・飢餓の消滅を夢見た計画だ。・・・8年、俺は日本には帰れないな。計算上は6年なんだが、俺は絶対それ以上掛かるとは見てる。」


「一番難しいあの国境地区に2年を費やすか・・・。お前らしい保険の掛け方だ。」


「2年で済めば良いんだがな・・・。」


「・・・お前の子供と嫁さんは任せろ。息子のお陰でお前の子供は、どうにか光を取り戻せるんじゃないか?」


「・・・そうだな。そうだと良いがな。で、お前の息子の居る学校に転校させるから。沙織もお前らの家の近くに住まわせるから。」


「あの近々建つ予定になってる家の事だろうな。全く手が早いな、いつも通り。」


(あの二人はきっと、私の知らない所でお互いの心を理解し合って、その上で私に気付かせない会話をしてるんだろうな・・・。私もまだまだだな。今だけは吾郎さん、貴方に嫉妬してます。)



他愛も無い会話、後ろの沙織さんにそう思わせられたなら私達の話は成功と言える。私はこいつの夢見た『樹形再生計画』の内容を知っている。それは壮大な夢物語・・・に見せた綿密な計画。高校時代から聞かされてた事だ。今改めて、香治がこの道に進んだ理由を理解した。


そしてこの綿密な計画の成功確率はどれだけ高く見積もっても4割。おまけにそれはトップに立つ香治が死なない確率を含んでもだ(あいつ自身が言っていたが)。こいつはこの計画に命を懸けている。この計画に下地に関して俺に密かに依頼が入ったのは内密だ。


そして私にこいつが自慢の嫁と子供達を任せたって事は・・・、こいつが自分が死ぬ事を前提としてあの『樹形再生計画』に挑んでる事がすぐに分かった。何故分かったかって?私と香治の間で余計な言葉は要らないさ。


沙織さんもきっとどこかで感じ取ってるだろう、だからさっき「遺憾」なんて言葉が出て来たんだろうから。


私は、子供達の方を見ながら香治に言った。こいつの心に語りかける意味も込めて。



「行く前に、遊んでおいてやれよ。たっぷりな。お前の代わりなんて居ないんだからな。お前が居ない間を埋め切る事は出来ないぞ?」


「わーってるよ。久し振りに見たぜ、俺の子供達のあんな楽しそうな顔。どこか俺達にも気遣ってた所もあってな、あんな笑顔を見れたのが嬉しいよ。お前の息子は偉大だな。」


「天然で人の思ってる事を解決してやれるんだよな・・・。あれは嫁さん譲りだ。私にはあそこまで自然に人の心の重みを理解してやれんし、開放してもやれんからな。」


「と言う事は、お前が苦しんでる時に支えてくれたのが今の奥さんか。一度会わないといけねぇな、お前の彼女選びのセンスも兼ねて。」


「香治さん!五郎さんに失礼ですよ、もう・・・。」


「沙織さん、良いんですよ。慣れてますから。だが腰を抜かすのはお前の方だ、香治。私の嫁は世界一だ。お前の沙織さんを遥かに凌駕する。」



ピキッ



「聞き捨てならねーな。俺の沙織こそが世界一だ!お前こそ俺に謝るなら今の内だぜ。」


「悪いがこれは譲れないな。」


「何だと!?だったらここで俺達の決着をつけるか?久々に会った事だしな・・・。」


「良いだろう。お前も私もあの最後の勝負の結果には、腑に落ちない所が有ったからな・・・。」


「二人共!もう、この人達も対外子供ね。吾郎さんの奥さんも苦労してるでしょうね。」



ドゴーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!



倉庫街に似つかわしい様な壮大な音。だがさっきの音は聊か大き過ぎないか?・・・ん?子供達が・・・居ない!!!


その眼で子供達を確認できなかった時、私は子供達の所へ走っていた。それは香治も同じで、少し遅れて沙織さんも走り出していた。


そして子供達が遊んでいた広場に着いた時、私は頭の中が真っ白になった。それはすぐに到着した香治、沙織さんも同じだったはずだろう。


騒音の後の静寂が支配する中で私達が見たのは・・・、トラックからは遠く倒れた香治の子供達と静止したトラックとコンテナの間に右半身が挟まれた状態になった・・・・・太郎だった。


隣に居た香治が、電話を掛けている。恐らく救急車を呼んだのだろう。そして沙織さんがまず二人の下へ向かう。



「香織・真治!大丈夫!?」


「う、うーん・・・。」


「あ、おかあさん・・・。あれ、たろうくんは?」


「一体何が有ったの!?」


「わたしたちがあそんでたらいきなりトラックが来てね?たろうくんが、わたしたちをおしたの。わたしたちこけちゃって・・・。」


「ねぇ、たろうくんは?たろうくんはどこ?」



後ろを振り向きそうになった香織ちゃんと真治君を、沙織さんが抱きしめる事で振り向かせない様にした。私は放心状態で太郎に近付く。



「太郎?聞こえるか?」



返事は無い。当然だ、こんな大怪我を負っているのだから。太郎に触って、血が出ている事・そして太郎の意識の無い顔を改めて認識した時、私は人生で最大の雄叫びを上げていた。



「太郎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」



-7年前、9月18日 20時04分 白神総合病院、集中治療室前-


静寂の支配した空間。今ここに居るのは、私・妻・香治・沙織さん、そして・・・香織ちゃんと真治君。誰もが黙っている。香織ちゃんと真治君も・・・泣くのを止めて黙っていた。


あの後、即救急車が来て太郎は運ばれた。救急隊員の人達もそれを見た瞬間、青ざめていた。私達が青ざめたんだ。一般的な感性が有れば例え現場慣れしている救急隊員でもこれは青ざめるだろう。


私は放心状態だったが、救急隊員の声で我に戻り直ぐに妻に電話する。その後、香治達と共に白神総合病院へ向かう。一緒に連れて行かなかったのは、私の状態を察しての事だったのだろう。


向かう途中、車の中でさっき運ばれる姿を見てしまった、香織ちゃんと真治君が泣いていた。無理も無い、自分達の友達があんな酷い状態になっていたのだ。


そしてそれが、間接的に自分達のせいだと感づいているのかも知れない。もしそうなら先程車の中で泣き続け、今ここで目を腫らして黙っているのも頷ける。


そうこう心の中で感じていると、香治が口を開く。



「・・・お前の奥さん、別嬪さんだな。俺の沙織と引けを取らない。これは引き分けだな。」


「・・・お前がそう言うならそうなんだろうな。少しは見直したか?」


「・・・あぁ。お前が選んだ女だから、ともかく下手な鉄砲もって奴と思ってたが、案外目は悪くないな。」


「だろう?お前なんかとは違うんだよ。」


「貴方、今はそんな話を・・・」



私達がそんな話をしていると、沙織さんがそれを止めようとする。だがその止めようとするのを、私の妻・紗希が遮った。流石紗希、良いタイミングだ。ありがとう。



「良いんですよ、あの2人はそういう話をしたいんです。少し席を離れましょう?沙織さん。貴方、私達はロビーに居ます。直ぐに呼んで下さいね、終わったら。」


「・・・あぁ。お前達も少し親睦を深めてくれ。私も昔話に花を咲かせるよ。」


「えぇ。では行きましょう?さぁ、香織ちゃんと真治君も行こう?向こうで飲み物飲もうね。」


「「・・・うん。」」


「あの、紗希さん。」



そう言って、強引にこの場に私と香治の2人だけを残す。4人が離れた所で、改めて違う口調で私に話しかけてきた。開口一番は・・・、謝罪だった。



「悪かった。こんな事を言っても許されるなんて思ってない。事故だからと言い訳するつもりも無い、だが俺はお前に謝るしかできない。治療費は必ず支払う。だがその前に・・・、本当に済まない。」


「・・・お前は相変わらず色々と信義と忠義に厚いな。気にするな、私達は人間だ、ミスはどうしようもない。」


「お前はそれで納得するのか!?俺は・・・納得しないぞ!俺の子供達がこうなったなら、俺は・・・!」


「お前は俺が本当に冷静で居られていると思うのか?お前が親友だから、不慮の事故だから仕方がないと。お前が本気でそう思っているのなら・・・、私はお前に約束して欲しい事がある。」


「・・・何だ、約束事って。」


「最初で最後の約束だ。太郎が目を覚ましたら・・・、私達の関係はこの場限りで終わりだ。」


「!?・・・どうゆう事だ、吾郎!」


「どうもこうもない。お前は親友だ、私はそう思っていた。だから私は、お前も私のこの気持ちを理解してくれていると思ったが・・・。それは私の思い違いだったな。」


「・・・お前、本気で言ってるのか。俺達の関係を絶つ、と。」


「あぁ、何度も言わせるな。」


「・・・そうか、俺もお前の気持ちは分かってるつもりだったんだがな。分かった、お前の息子が目を覚ましたらお前との関係は終わりだ。お前との関係は悪くなかったが、こんな形で終わるとは思わなかったぜ。」


「そうだな、私もそう思っている。そしてもう一つ、この事件は伏せろ。そして、こちらの名前を出すな。私はメディアに名前を晒すのは嫌でな。それが家族でもだ。お前の会社に関係して名前が出たと言うのは、私の沽券に関わる。」


「・・・そんなに俺等に関わるのが嫌か。分かった、この件は内密に済まさせて貰う。お前の沽券に関わるからな、感謝しろよ・・・東さん。」


「あぁ、恩に着ます・・・黒木さん。」



その言葉を最後に、私達の会話は終了した。私がどれだけ悲しいか、そしてどれだけこの事故に対して憎しみが有るか。それを押し殺し、私は冷静の衣を羽織る。


そして今の関係の謝絶。これに関しては、私が重荷になる訳には行かない。あいつの、高校から夢見て遂に実現にまで持って行く事の出来たこいつの夢、『樹形再生計画』。それが整備不良による事故の発生で、人身事故を発生させたとなれば、こいつは好機を失う。


それだけは避けたかった。親友の悲願を一番知っている私が、その悲願の邪魔をしてはいけない。私は結局、太郎を取れなかったか・・・。これを聞いたら太郎は私の事をどう思うのだろうか。


本気の嘘を初めてついた、私の最高にして最大の親友に。こればかりは深い繋がりである、香治もきっと見抜けなかっただろう。もしかすると、見抜いた上でこの嘘に付き合ってくれているのかもしれない。だがそれでも構わない。私があいつの重荷にならなければ、それで良い・・・。




-白神総合病院 ロビー-



「紗希さんは、気配りが上手ですね。あの2人を二人っきりになりたがってたのを察したんですよね?私もまだまだだなぁ。」


「そんな事は有りませんよ?でもきっとあの人は・・・、私の予想通りなら沙織さんも覚悟しておかないといけませんね。」


「?何を・・・でしょうか、覚悟とは。」


「あの人は、今香治さんと話されていると思いますが・・・、きっと2人は関係を切ると思います。」


「え?どうしてですか、何で2人が!?」


「あの人は、自分の気持ちより人の為に動く人です。私もそんな所に惹かれて、あの人の告白を受けました。」


「いきなり何ですか?それが今の話とどう繋がるんですか?」


「香治さんは、近々海外に行かれるそうですね。何でも・・・、高校からの夢を叶える為に。」


「はい、ですからそれが・・・。あ!ま、まさか・・・。そんな、じゃあ吾郎さんは。」


「はい、子供が轢かれた悲しさとこの起こってしまった事故への憎しみを全て殺して・・・あの人は香治さんの夢を邪魔しない為に、この関係を切るでしょう。きっとあの人はこう思ってます、この事故が関係者同士で発生したと言う事実が世間に出回れば・・・、確実にその夢はまた遠のくと。」


「そんな・・・どうして?どうして、親としての悲しみよりも香治さんの夢を取れるの?私には・・・信じられません。」


「それが普通の反応ですよ。沙織さん、私達は知らないフリをしなくてはなりません。きっとあの2人は嘘の通し合いをしています。それはきっと空気で分かると思います。それでも・・・、私たちはその空気すら感じてはいけません。それが、あの人の覚悟であり恐らく勘付いている香治さんの気持ちを汲み取る事になりますから。」


「私は、そんな事にも気付けなかったのですね・・・。妻失格です、それに比べて紗希さんは・・・。貴方はとても素晴らしい奥さんですね。」


「・・・いえ、私は電話であの人からそう言われていたのですよ?そしてタイミング良く、自分達を2人にしてくれと。そしてそこで、関係を断絶すると。私も電話で聞いた時、信じられませんでしたよ。」


「え?」


「私でも、あの人の心の奥底を覗く事は出来ません。ですが、あの人の意向を例え周りが拒絶したとしても・・・私は、私だけは味方のつもりですから。ですから、沙織さんは香治さんを支えて下さいね?」


「・・・私に支える事が出来るのでしょうか?自信が持てません。」


「傍にいるだけで、そして疲れた時に胸を貸してあげるだけで良いんですよ?それだけで男の人は・・・、癒されると思いますから。あんな人でも単純なんですよ?」


「・・・はい。私、一生香治さんを支えます。例え傍にいる事しかできなくても、絶対に傍を離れません。」


「おかーさん?私もおとーさんのそばにいるよ?」


「・・・ぼくも。ぼくもお父さんのそばにいる!」


「・・・うん!ありがとう、香織・真治。」


「お前達。」


「貴方。・・・終わりましたか?」


「あぁ。」


(貴方方が本当に羨ましいです。負の感情さえも、押し殺してまで人の背中を押せるなんて。少なくても私には・・・出来ませんから。)



「沙織、帰るぞ。東さん達はまだ残るらしいからな、関係の無い俺達は居ても意味が無い。香織、真治、お前達も帰るぞ。」


「香治さん!?何で吾郎さんの事を、東さんって呼ぶの?」


「何を言っているんだお前は。東さんと俺達は無関係だろうが。東さん、この度は本当に申し訳有りませんでした。慰謝料などを後日振り込ませて頂きます。いつもの所で宜しいですか?」


「香治さん!!!」


「いえ、良いんですよ。沙織さんでしたか?この度は無関係な我々の所に態々奥さんまで来て頂けるとはありがたい限りです。ありがとうございます。」


「吾郎さん!?貴方も!どうしてですか!?」


「ごろうおじさん?」


「なんで?おとうさんとけんかしたの?」


「・・・・・そうだね。だから、香織ちゃんも真治君もおじさんの事は忘れなさい。勿論、太郎の事もね。」


「「・・・いやだ。」」


「え?」


「たろうくんのことは、ぜったいに忘れないもん!」


「そうだよ!たろうくんはわたしたちのともだちなんだから!!!」


「香織、真治!東さんのご迷惑になるだろうが!静かにしなさい!」


「・・・ひっく。」


「・・・うぇーーん、おとうさんがおこったーーっ!おかーさーん!!!」


「香治さん、子供達に当たらないで下さい!」


「・・・沙織、子供達を連れて来い。行くぞ。東さん、私達はこれで。」


「えぇ、失礼します。本日はありがとうございました。」



そこで会話が終了し、香治・沙織さんは去って行く。その際、香織ちゃんと真治君がずっと泣き続けていたのは言うまでもない事実だ。


ロビーが2人きりになった後、私は口を開いた。勿論そこには妻しか居ない。だから言う、私の本音を。



「私は、あいつの為にこの関係を断ち切った。」


「はい。」


「・・・怒っているか?それとも・・・別の何かが有るか?」


「怒っていると言うのは・・・、間違ってないかもしれません。ですが私が怒っているのは、こういう時も素直になれない貴方にです。貴方は少し他人に頼り過ぎじゃないですか?自分の気持ちを感づいて欲しいなんて、それはエゴをぶつけてるだけですよ?」


「あぁ、私もそう思うよ。だけどその“気持ち”を素直にしたならば、私はきっとあいつに酷い言葉をぶつけていただろう。そして、事故の情報操作もさせなかっただろうさ。」


「太郎が聞いたら、即興ものよ?私が聞いても未だに信じられないんですからね。」


「分かっているよ・・・。本当に申し訳ないと思っている。」


「・・・泣いても良いんですよ?今なら私だけですから。」


「・・・・・。」



私は妻のその言葉で堰が切れた。気付くと私は自分の胸の中に妻を引き入れているつもりが・・・、私が妻の胸の中に引き込まれている。妻の胸の中は・・・、いつも暖かい。



「・・・・くっ!わ、私は。私は・・・間違っているとは思っていない・・・。」


「えぇ。貴方はいつでも何時までも、人の為ですからね。だからそんな貴方だから、私は貴方に付いて来たんですよ?だから今日、今くらいは私を頼って下さい。貴方の妻なんですから。」


「紗希・・・、くっ、うあああああぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁ!!!」



私は子供の様に、妻の胸の中で泣いた。私自身が泣いたのは一体何年ぶりだろう。そして、私がこんな声を上げたのも何年振りだったのだろう。だが今はそんな事も考えられず、ただただ紗希の胸の中で紗希を抱き締め泣いた。




-22時12分 黒木邸-



「・・・香織と真治は?」


「泣き疲れて寝ましたよ。」


「・・・そうか。明日から、俺は子供達に嫌われるな。」


「香治さん・・・、私には本当の事を話してくれないのですか。」


「沙織・・・。」


「私は、香治さんの重荷なんですか?香治さんは、私に本当の事を隠すんですか?貴方の辛い姿を見て、私が貴方の役にどれだけ役に立ちたいか知ってますか?私、悔しいです。貴方に何も話してもらえないのが・・・。」


「・・・・・、俺は最低な人間だ。子供一人の人生を棒に振っておきながら、人生の親友の苦渋の決断を飲んでしまった。意味が分かるか?」


「紗希さんと話してました。吾郎さんと・・・、関係を絶ったんですね。吾郎さんの気持ち、なんですね。」


「・・・、お前達意外に鋭いんだな。女の勘、って奴か?」


「私も紗希さんも本当は分かっていなかったんですけどね。紗希さんは、吾郎さんから聞いていたようです。」


「そうか・・・。俺達の話を聞いてどうも奥さんの引き際のタイミングが上手かったと思ったら・・・、アイツ最後の最後まで人の心理を考えてたんだな。恐れ入るよ、本当に。」


「香治さん・・・。」


「アイツは、俺の『樹形再生計画』の全てを知ってる。俺はアイツ以外の誰にも計画の全貌を話してない。誰にも漏らしたくない計画だったからな。」


「・・・私にも全部は話してくれてませんもんね。」


「家族にも内密だ。だがアイツは別格だ。あいつに話していたのは、口を割らないのと何かあった時でも自衛が出来るからだ。お前達に話して、お前達を危険に晒したくなかったのもある。」


「吾郎さんだったら良かったのですか?」


「アイツは、俺と4年間離れていた。そして計画の本筋を実行し始めたのは3年半前だ。これは俺が意図して始めたんだ。仮にどこかの企業があいつにたどり着いたとしても・・・、計画のずれで知らないを通せる。」


「そこまで考えてたんですか・・・。」


「俺は俺なりに、あいつの無事を祈っていた。そして今日逢えて本当に良かったよ。あれからは連絡を全く取ってなかったからな。」


「今の時期に連絡したのは、あの計画が佳境を迎えたからですね?」


「あぁ。だから一旦日本に戻ってお前達とあいつの安否を確認したかった。・・・結婚していたのは完全に誤算だったがな。あんな別嬪さん俺も沙織と先に会っていなかったら、俺が先に求愛してたよ。」


「私じゃ不満ですか?」


「怒るなよ、俺はお前に会えて良かったよ。お前じゃなきゃ、今は無いしな。」


「もう、調子良いんだから。」


「俺は、あいつの気持ちに気付いてる。だが気付かないフリしか出来なかった。本当なら責められる立場なのに、あいつは結局俺の計画の達成を願って、自分の感情を全て殺しやがった。」


「そうなったらそれ以上踏み込めなかった。だから俺は・・・、要求を飲み込んだ。あいつとの関係の断絶と、事故の揉み消しを。」


「俺は本当に最低の人間だ。こんな俺が、今もまだこうして・・・。」



ギュッ



「沙織?」


「辛かったですよね?あなたが自分をどれだけ貶めたとしても・・・、私も子供達も貴方から離れませんよ?貴方は私の・・・、生涯を捧げた方なんですから。」


「沙織っ!・・・・う、うわあああぁぁぁぁぁあぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


「私の胸で良ければいつでも貸しますから・・・、だからこんな時くらいは頼って下さい。」




-23時00分 白神総合病院、集中治療室-


私が泣き尽くし、落ち着いたタイミングで手術を行っていた先生が私達夫婦の所へ来た。手術が終わったらしい。あの事故が起こってから、9時間以上は経っていた気がする。だが、私達にとっては9時間は少なくともそれ以上に感じていた。


先生に付いて行き、完全防菌された状態で私達は集中治療室へ入る。そこにはテレビで見るような状態になった、太郎が眠っていた。いや・・・、眠っていたは語弊が有った。



「今息子さんは大変危険な状態に居ます。最善は尽くしましたが・・・、この1週間が山場でしょう。」


「そんなっ!!!」


「・・・・・面会は可能ですか?」


「ご家族の方以外は、1週間面会謝絶でお願いします。親族の方も同様にお願いします。」


「分かりました。」


「今日の所はお帰り下さい。思う所があるのはご理解できますが、ご無理をなさらず。何か異変が有れば直ぐにお電話を差し上げますので。」


「・・・分かりました。紗希、行こう。」


「はい・・・。」



そう言って、私達は病院を後にする。当然だが、私達はこの一晩寝る事は出来なかった・・・。


次の日の一週間、私達は色々な事に追われた。学校への連絡、マスコミを撤退させながら来ていた依頼をキャンセルする。事情を話したら、期間を延ばしてくれると言ってくれた。落ち着いたらまた連絡下さいとも言ってくれた。


依頼人の優しさ、マスコミのしつこさ、内密な揉み消しを痛感しながら紗希には病院にずっと通い詰めてもらった。私が追われると知って分担しようと言う話になったのだ。


これが功を奏して、病院には私がマスコミを寄りつかない様になり、紗希も病院側も安心していた。そう言えば、何故マスコミが来たのだろう?もしかして・・・、あの現場に居た誰かが口外したのか?


確かに揉み消すのを決めたのは私であり、そして香治だがそれを下には伝えていない。下の者達の話をしていたのを、マスコミが嗅ぎ付けたのかもしれない可能性を危惧し、そちらに関する内情も調べた。


そして、私は嗅ぎ付けた新聞社を突き止め、それを揉み消した。・・・あくまで出来る限り穏便にだ。人は殺していない、人は・・・な。


そしてあっという間に、一週間が過ぎていた。今日も別の内情を解決しようとした時、紗希から電話が来た。



「私だ。太郎に何かあったか?」


『貴方、太郎が・・・目を覚ましたわ!!!』


「本当か!?だったら直ぐに向かう。」



私は電話を切るなりタクシーを止める。行き先は勿論、白神総合病院。私は、1週間ぶりに聞ける太郎の声を期待した。


病院に向かうと、直ぐに病室を聞く。辿り着いた先には、紗希と香治、沙織さんに香織ちゃんと真治君。それとお隣の太郎の幼馴染、伊藤加奈子ちゃんが居た。


私が来たのを確認して、私達は病室へ入る。そこには医者と一緒に体を起こした太郎が居た。そして、太郎が口を開いた。



「お父さんと・・・、おかあさん?」


「「太郎!!!」」



私達は、太郎に向かい優しく抱き締めた。体に障ると思ったので激しくは抱き締められなかった。医者も少し怪訝そうな顔をしたが、黙認してくれた。ありがとう、先生。



「いたいよ、お父さん。おかあさん。それと・・・、かなこどうした?泣きそうなかおして。」


「・・・うっ、ひぐっ。よかった、たろうくんが目をさましてくれて。ぼんどによがっだよぉ・・・。」


「「たろうくん!」」


「わっ!」


「うっ、ひっぐ。本当にごめんなさい。たろうくんのおかげで、わたしたちたすかったよ。」


「うぅ、えぐっ。本当にごめんなさい。ぼくたちのせいで、たろうくんにひどいけがさせて。」



加奈子ちゃんも、香織ちゃんも真治君も泣きながら太郎を見る。だが、太郎の口から思いもがけない言葉が飛んだ。この言葉に、二人は愕然とする。



「えっと・・・。2人とも、だれ?ぼくしらないんだけど。」


「え?たろうくん・・・?」


「うそ・・・だよね?ぼくだよ、まさはるだよ?」


「人ちがいじゃないかな?ぼく、そんな名まえの人しらないよ。お父さん、おかあさん、かなこ。しってる?」



私達も耳を疑った。そして医者の一言で私達はその事実を飲み込む事になった。否が応でも・・・。



「残念ですが太郎君は・・・、あの事故の日の記憶を失っています。原因は事故によるショックによるものと考えています。ですのであの日に知り合った方々の事は・・・。」


「そうですか・・・。」


「黒木さん、貴方方には申し訳ないと思いますが、これ以上我々家族と関わらないで下さい。太郎が貴方達と接触し続けてあの日のことを思い出したら、太郎がどうなるか・・・。今は想像も出来ないし、そしてしたくありません。」


「わかりました。私達は金輪際、貴方方に関わりません。沙織、香織、真治。行くぞ。俺達がいると、あの子に迷惑が掛かる。分かるな。」


「ごべんなざい・・・だろうぐん。」


「ぼんどうにごべんなざい、だろうぐん・・・。」



二人は泣き続けながら、太郎に謝り病室を出た。太郎はその後、また体が痛み出し私達も病室を出る羽目になった。


そしてその後太郎は、奇跡的な回復を見せ1ヶ月ほどで退院出来た。ただ一つ、体にあの時の事故の傷を残したままだった。どれだけ頑張ってもあれだけの傷を消す事は出来なかった、それが医者の言葉だった。


太郎は始めは「漫画みたいでかっこいい」と言っていたものの、学校で何かしらを言われたのが明白だった。学校から帰ってくる度に、顔が落ち込んでいる。


勿論太郎はそれを見せてはいないが、私も紗希も分かっていた。隣の加奈子ちゃんが太郎を庇ってくれているらしい。加奈子ちゃんは太郎の良い嫁さんになるな、加奈子ちゃんも太郎の事気に入っているみたいだし。


身体測定の日は特に酷かった。必ず早退し、部屋に篭った。だが無理も無いと思っている。だから私達は落ち着くのを待ち、降りてきたら温かく迎えてやった。



そんな太郎が中学生に上がった頃、香治達があの計画を成就させたのをニュースで知った。勿論、『樹形再生計画』の事を口には出していなかったが、全貌を知っていた私には分かった。それが最後の成し遂げなければならない条件だった事を。


太郎は黒木財閥が黒木運送だった事を知らない・・・、いや覚えていないが正確か。だがこれで良い、このまま私は忘れ続けてくれる事を祈った。きっと思い出せば苦しむに違いないから。



私も紗希も、お前が無事で居てくれれば良い。お前が生きていた奇跡、それを今もずっと噛み締めている。だがいつか、いつか思い出す事が有れば私はお前に話そう・・・。お前に嫌われようとも、全てを。
2010/11/07 Sun. 15:30 | trackback: 0 | comment: 0edit

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